All need is LOVE!

アイドルを斜めから観察してます。

スーベニア~騒音の歌姫~ 2/27 マチネ①

シアターコクーンにてスーベニア~騒音の歌姫~を見てきました。

とりあえず感想をバーっと書いてるので、見てない人にとってはわかりにくいと思いますし、ネタバレも含まれていますのでご注意ください。

また、だいぶ辛口で書かせていただきます…。これはあくまでも私個人の感想であって、同じ芝居を見ても感動して泣いた方や心から楽しめた方もいらっしゃいます。そういった意見や思いを否定するものではありません。はっきり書いてしまえば、私はあまり好きな舞台では無かった。

 

 

■全体

まずさ、これコクーンでやる意味あったかな!?やっぱりコクーン(というか文化村)って大きさとしても格としても上の部類に入るハコなわけですよ。この内容、このキャストでコクーンは、言葉選ばずにいうなら分不相応ですよね…。内容はともかくとして、見込める人数としては博品館とかでも良かったんじゃないかな…。受付に関係者用とは別にプロモーター受付も設置されてたんで、たぶんお土産付きとか半額以下とかでチケット流してると思うんですけど、それで土曜日のマチネで1階席がようやく埋まる具合って相当ですよ。

たぶん、映画とのタイアップも兼ねてるからコクーンだったんだろうなとはわかってるんですけどね。

 

この脚本、トニー賞ノミネート時のものからはだいぶ変更が加えられてるらしいですが、元はどんな感じだったのかな…。いや、結構流れが酷くてwさすがにこれでトニーはいけないだろう。*1

まず、デューク(京本大我)がジェンキンス三田佳子)のことを好きになるというのは事前情報でも知ってましたが、理由がまさかの一目惚れで「え、この子は熟女好きって設定なのかな?」っていう疑問が頭にいっぱいで。特にその後、フォローが入るわけでも無し。いや、熟女好きならそれはそれでいいし、逆にジェンキンスが元々絶世の美女で歳をとっても美魔女っぷり発揮しているならそれはそれでいい。前者ならそう言うセリフをデュークに与えるべきだし、後者なら他の出演者(コスメとか)にジェンキンスの美貌を称えるようなセリフをやっぱり言わせるべきだったんじゃないだろうか…。その後もことあるごとにデュークはジェンキンスを全肯定していくんだけど、その根拠が顔が好きってだけじゃなぁ…。だったら、つい勢いに負けてマネージャーになっちゃったけど、近くでずっと見ていて彼女の前向きさとか明るさに惹かれていく…みたな方が良かったんじゃ。(というかそういう話だと思ってた。)

楽曲も1幕ラストの曲がそれまでの曲とはテイスト違い過ぎて…。同じ世界観で作ろうよ…。暗転も長いし多いし。場面転換下手過ぎじゃないですか??みんな気にならなかった?やっぱり暗転って見てる側の気持ちもきれちゃうから、それの上手い下手でだいぶ舞台の印象変わる…。

あと、ジャニス(星奈優里)の役、いる?私、一番ヅカを熱心に追ってた時代がゆりさんの現役と被っているので結構楽しみにしてたんですよ…。でもさ、この役ならいなくても良かったんじゃないかな…。なんかこう、場繋的に出されたあげく、2幕始まったらいきなり人が変わってて、え、何!?何があった??ってなったよね…。2幕で人が変わるのは他もそうなんだけどさ…。特にコスメとか2幕の始めはいきなり怒りだしてて???ってなったりタイラーは急に老けてるし…。

そうそう、この舞台時間の経過がわかりにくいのも難点だと思う。キャストがほぼ出ずっぱり(ゆりさん以外…)なので衣装やかつらを変えられないのは分かるけど、だったら映像で19○○年とかせめて出してくれれば…。

一番ポカーンとなったのはまさかのクライマックスですよね。それまで客が席を立って笑い転げてようとも気付かずに超ポジ思考でグイグイ進んでいくお婆ちゃん設定だったのに、最後でいきなり「客が私のこと、笑ってる!」とか言い出されて(゚д゚)ポカーンってなったわ…。いやずっとそうだったし、何だったらコスメは何度もそう言って忠告してたし、なのにいきなり「どうして止めてくれなかったの!?」って言われても…。そのきかっけが一応アヴェ・マリアで客が笑ったからって事になってるけど、今まで何度もコンサートやってる中で一度もアヴェ・マリア歌ってこなかったの?ジャニスと同じ会場で歌ってなかった???というか、別に夜の女王のアリアも笑う曲じゃないけどね!?

夜の女王とモーツァルトについては冒頭から何度も言及されるんで、あぁ大事な思い入れがあるんだなって伝わるけど、アヴェ・マリアについてはいきなり「私の大事な曲で‼」って言われても、え、そうなの?(゚д゚)ポカーンってやっぱりなるよね…。

あと、ラストでジェンキンスに音楽はこんな風に聞こえていたっていう前提のもと、もう一度アヴェ・マリアがフルで歌われるんだけどぶっちゃけクオリティがアレ過ぎて劇中とそんな変わんないんですが…。あのシーンでいきなりデュークが背後に出てくるのも蛇足。というかこのシーン全体的に蛇足。カーネギーが成功して良かったねで終わりでいいじゃん!どうしてもその後を付け加えたいなら、ジェンキンスの死後に残った人達がどうなったかとか思い出とかをそれぞれ語って、それを紗幕から見守るジェンキンスくらいでよくないかな?結局ミーシャがスタイリストになれたのかとか、「カーネギーでの体験を活かして、みんな大きく羽ばたくのよ!」というセリフとか、そういう伏線も投げっぱだし。

 

席が有り難いことに最前列だったし、ゲストも好きだったんで金と時間を無駄にした!とまでは思いませんが、もう一回見たいかと言われると…。もしよければ加藤いづみさん*2ゲストの日もみたいなと思ったんですけどね…結局リピチケは買いませんでした。

 

■歌ゲスト

チケット取ってからその日が中川晃教さんの日と知ったんで、もうガッツポーズしましたよね‼コクーンでアッキーの歌が聞けるとか、もうこれで元は取れた。さらにラッキーなことに座席が下手だったのでピアノで弾き語りするのがほぼ真正面で見れて本当に良かった。選曲は自分のデビュー曲か、ジャージーボーイズの宣伝も兼ねてCan't take my eyes off youかなと思ったんですが、まさかのI will always love youでした。終盤に「I love you,Jenkins」とアドリブも入れてたっぷり歌ってくれました。ピアノを弾くこと、歌を歌うことを全身で楽しんで、表現しているのが凄く凄く伝わってきて。

なんかその姿見てて、初演のM!見たときのことをちょっと思い出しました。きっとこの人には私が見たり聞いたりしているものとは違うものが聞こえているんだろうな、それこそヴォルフガングみたいに。

この日最初で最後の鳥肌と、全力の拍手を送れたので良かった。本当にアッキーがゲストで良かった。

 

ジェンキンス三田佳子

この芝居って、ジェンキンスの周りの人たちはモノローグなりソロ曲なりあって何を考えてたとか思ってたとかわかるんだけど、肝心のジェンキンスの気持ちがただポジティブって事しかわからないんですよね。もっと対デューク、対コスメ、対ミーシャ、対タイラーにどう思ってたのかが伝われば…。「みんな好きよーありがとう~」しか言わないから、それぞれとの繋がりが本当に薄く見える…。そういう脚本・演出の穴を補えるだけの女優さんだったら…いや穴が大きすぎて無理かな…。

お歳の割に頑張ってる。それは分かる。でも別に、歳の割に頑張る人が見たくて劇場に行くわけじゃないんだよね、こっちは。滑舌がちょっと悪いのはまだいいとして*3、セリフが飛んで芝居を崩壊させかけるのだけはちょっとさ…特に1幕、けっこう酷いところありましたよ…。あと、衣装踏んで転びかけてるのとかね。無邪気な強引さの表現とか、逆に怒ったり傷ついたりした時の目の感じとかは流石だなと思いましたが、うん、そろそろ舞台は厳しんじゃないでしょうか…。

この役、それこそ大地真央さんとか剣幸さんとか涼風真世さんだったらどうだったのかなー。三田さんと同じ年代なら鳳蘭さんとか。(この面子だと逆に役不足なのはわかってますが…。)そうしたら美貌に説得力が出るし、まだ最後のアヴェ・マリアのフル歌唱で感動できたかもしれない…。

 

■デューク(京本大我

上にも書いたけど、なんでジェンキンスのことが好きなの?www

そもそも何歳くらいの役設定なんだろう?京本君の見た目のせいもあって、10代後半~に見えたんだけど…。あと、ジェンキンスのマネージャーのはずなんだけど、ほぼマネージャーの意味ない…仕事らしい仕事は初コンサートのチケットを自腹で売ったくらい?あと浄水器のセールス時代からなんかフワフワした天然キャラ設定?で熟女好き(仮)ってこと以外で特にコレというものが無く…。元ダンサー志望という設定も、ジェンキンスの歌を止める時の「ダンスレッスンというセリフくらいしか活かされてないのでは…。ぶっちゃけ、コスメの方がちゃんとキャラ付けされてたよね…。

その結果、ただただ『京本君が可愛くてとんでもなく綺麗』ということしかメモに残されてないwいやでも本っっ当に1mくらいの距離で見る京本君はビックリするくらい綺麗だったんですよ!綺麗すぎて、最初にほぼ目の前に立たれた時に顔を直視できないくらいでした。どこかのシーンでピンスポが当たってない状態でスタンバイしてるところがあったんですけど、暗い中で目を伏せている姿が本当にお人形のようでした。

あと腕と腰が細すぎる…‼ルドの時も思ったけど、肩幅はそれなりにあってもそれ以外が本当に細いので衣装がブカブカに見えて余計に少年っぽく見えちゃうんでしょうね…。アイドルとしてはあの華奢さは魅力的ですが、ミュージカル俳優としてはマイナスかなぁ。ストプレならまた違うんですけどね。あと化粧が薄いwもーちょっとだけアイシャドウとか入れる研究してみようか!ステフォとか発売するジャニ舞台だとあんまり濃い化粧はダメなのかもしれないけど、外部ではちゃんとシャドウも入れたメイクもした方がいいよー。

声自体はとても素敵というか私好みなんだけど、声量の弱さがやっぱり…。時々、池田さんと菊池さんにかき消されそうになってたから頑張れー!ダンスは、うん、腕がやじろべえ気味なのとフワッとしたターンしかしなかったのは演出だと好意的に解釈してるんで…エリザの時はもっと踊れるようになってるよね、ね!?

 

 

長くなっちゃったので、他のキャスト感想はまた別で書きます。

*1:たとえ対象が女優賞であっても

*2:堂本兄弟のコーラスでおなじみ

*3:いや良くないけど!まだ我慢できる範囲

観劇記事について

観劇後の勢いで記事を書いてしまったんですけど、内容が中々アレだったんで公演が終わってから上げることにします。(内容はほぼ変更なし)

私の知ってる彼女の話

1日遅れてしまいましたが、お誕生日おめでとうございます。

何度も書いていますが、私はあなたの仕掛ける仕事が本当に大好きだった。あなたがしたことはただのアイドルの仕事を調整することではなく、新しい価値観そのものを生み出す事だったのだと思います。あなたのそのセンスがあれば、新しい場所でもきっと成功を収めるだろうと思っています。

願わくば、今日も明日以降も幸せに過ごせていますように。そしていつか、とても大事に育ててくれた息子たちと笑いあえていますように。

 

 

そんなこんなで、私の知っている彼女の話を書いてみました。

実際に自分で見聞きしたのはわずかで、ほとんどがネットや知人から知った情報のため、真偽があやふやなものも含まれていますが、それでもやはりこういった形でまとめることが今の私にとっては必要なのです。

 

 

・ 元々は事務員で、社内で書類作ったり電話番したりしていた

・衣装を支給してもらえなかったとき、古着屋で6人分のお揃いの服を買って彼女が手縫いで飾り付けをして仕立て上げた*1

・ 森くん最後のコンサートツアー、オーラスだった札幌にて、思い出に皆でホテルを抜け出して遊ぼうと画策したのを勘づく。中居を呼び出して「バカなこと考えないでよ。慎吾はいくつだと思ってるの。(ちなみに慎吾まだ10代)」と叱るがやんちゃ盛りのメンバーは当然聞き入れず、結局中居が囮になってホテルから抜け出し、ボーリングで遊んでしまう。明け方に帰ると一睡もせずに待っていた彼女が廊下に立っていて、そのまま2TOPは廊下に正座させられて叱られた。

・ 森くん最後の仕事日に出待ちしていたファンに「今日で最後だから皆で花道つくろう!」と呼びかけ、その場にいた100人ほどのファンに花道を作らせてくれた。

・木村27歳の誕生日プレゼントにグッチの小物をプレゼント。「えーマジでー!ミッチー悪いって~グッチなんて~サンキュー!」と喜んで開けたが、謎の赤い袋に「???」となったところ、コンドーム入れだった。

・ワッツでKANSHAしての発売を記念した「大ガ●シャ祭」を放送。後日、企画した鈴木おさむへ電話して「やっていい下ネタと駄目な下ネタがあるでしょう!大顔●はダメ‼」と半端なく叱った。(が、鈴木は『うわー電話口で言っちゃったー』と思ってたらしい。その後もワッツの下ネタは止まることを知らない状態で続いてますw)

・トマト生活中の木村に「あれあれ~拓哉なんか疲れてない~?どうしちゃったのかな~?」とわざとからかってきた。負けず嫌いの木村はこれで「別にまだやれるし!」と火がついた。

・酔っぱらってホテルの人に水をかけてしまった中居(本人は記憶なし)。翌日「あなた、ホテルの人に迷惑かけたらしいわね。謝りなさい!」と叱り、「ごめんなさい」と中居が言うと「相手は私じゃない!ホテルの人に謝ってきなさい」とさらに怒った。

・ 泥酔状態の慎吾がホテルのプールで泳ごうとしたので、「あんた今泳ぎにいったら死んじゃうわよ!」と泣きながら止めて、そのまま絶対に泳がないと指きりげんまんをした。(慎吾曰く「ホテルの廊下で水着きて、しかもこの歳で指きりげんまんって・・・」)

・急遽、飛行機に乗らなくてはいけなくなった中居があちこち電話しても席が取れず、彼女に相談したところすぐにチケット手配してくれた。なんで出来たの?と聞くと「あなたね、どこのCM出てると思ってんのよ!*2」と言い捨てて電話を切られた。

・ 木村の映画「2046」の撮影で香港滞在中、外を出歩けなかったため彼女に買い物を頼む。バックストリートボーイズのCDを頼んだのになぜか一緒にオースティン・パワーズの人形を3体買ってきていたらしい。(うち1体は木村がもらった)

・ その「2046」が撮影から公開までのスケジュールが変則的すぎて業をにやしてプサン映画祭に来ていたウォン・カーワイ監督と競演のトニーレオンのところへ直撃。木村曰く「『もう分けわかんないから確認にいく!』って月火でプサン行くってゆってました。すごくない!?」

・ 慎吾の舞台(TALK LIKE SINGING)千秋楽で急遽握手会を開催することに。屋外で始まったそのイベントで慎吾の場所より少し前に立ち、ファンに「ごめんね、寒くて。でも来てくれてありがとう。」「もうすぐ慎吾に会えるから、もうちょっとだけ頑張ってね」と声をかけ続けた。

・ユニバのXmasイベントで警備の人たちに何度もお辞儀をして礼を言っていた。

・コンサートの時、バイトの物販スタッフやセット撤去スタッフのミーティングにも顔を出し「ありがとうございます。よろしくお願いします。」と挨拶してくれる。

・ 木村の結婚予定がマスコミに漏れてしまった。慌ててコンサート会場(たまアリ)に行ったところ、顔が真っ青な木村が立ち尽くしていたため、手を握りながら「大丈夫、大丈夫」と励まし続けた。ちなみにその時の彼女もとても大丈夫そうではなかったらしく、さらに中居が2人の手を握って「俺が何とかする」と励ましたらしい。

・ 剛の事件を報道で知って(なぜか事務所は彼女へ連絡せずに先に報道機関へ連絡していた)、慌てて警察署へかけつけ、剛が健康で怪我も無いことをまず確かめてから泣き崩れた。

・木村がJRAのCMに出演する際、馬に乗るシーンはCGで処理しようとしたが「うちの木村ならやれます*3」と言った。実際には落馬してしまったが、わずかでも実写映像が撮れたことによりCMクオリティは格段に上がったらしい。

・そのJRAのCMで知り合った元・電通多田琢さんに「その年のアルバムタイトルからツアーコンセプトまで全部考えて欲しい」と持ち掛けた。多田さん曰く「無茶なと思ったけど、アルバムやコンサートはSMAPにとって年に1回の広告の場。そう考えると僕のような広告の専門家に頼んだ方が面白いと判断した。レコード会社が考える売り込み方でなく、外からSMAPがどう見えるのか考えて演出したいということ。きっと確信犯。」*4

佐藤可士和博報堂から独立して事務所を作った月にもう佐藤の携帯に電話をしてきた。佐藤は「なんで俺の携帯番号知ってるんだろう?」と疑問だったそう。

・多田は電通との専属契約、佐藤は博報堂との専属契約が残っている状態で「私となら2人一緒に仕事出来るでしょう」と持ち掛けた。(それぞれ、専属外の代理店との仕事は出来ないが、クライアントとの直接契約なら問題ないという契約だった。)この2人の組み合わせを広告業界の中でも最初に考えたのが彼女だった。

・佐藤曰く「僕と多田さんの間で『これは飯島さん良いっていわなそう』と思う時は僕らもしっくり来ていない。逆にやりたい!って思うものは絶対良いって言ってくれる。」

・ グループ脱退後のソロシングルで、自分の好きな洋楽っぽいEDMをやりたがった山Pに「EDMならもうやっている人は沢山いる。自分だけのオンリーワンな曲を目指さなくて良いのか」と言った。その結果、山Pは愛・テキサスを選択。*5

 

 最後に私が会った時の情報を。

・中居がいいともの企画で出版した私服本の紀伊国屋握手会。暑い日で私が握手出来たのは開始2時間後くらい。出口の辺りでずーっとファンが通るたびに「ありがとうございました。」と頭を下げている女性スタッフがいた。後からあれが噂の彼女だと知った。細身で小柄でにこやかで、メンバーが話すエピソードのパワフルさからはだいぶ違った印象だった。

 

 

いつかどこかで、あなたの活躍をまた知れますように。

*1:ちなみに、平家派メンバーもJr.時代に衣装が無く古着屋とジーンズメイトで自腹で買ったという話をしているので、このときの事務所の経営状態そのものがやばかったのかもしれない

*2:当時、ANAのCM出演中

*3:今まで乗馬経験無いにも関わらず

*4:結果、ファンから最高傑作とも言われているBIRDMANが出来た

*5:このエピソード見ても、彼女を失ったのが事務所にとってどれだけ痛手か…

私は担当が持てない

はて。お題「ジャニヲタになったきっかけ」 について考えていたはずだが、気が付けばなぜ自分は担当が持てないのかについて考えていた。

 

『担当』
ジャニーズファンの間では当然のように使われるこの用語。ファンのブログやらツイッターやらを見れば「私の担当は●●くんです!」と表明したり、時にはその担当を変更したことを「○○くんへ担降りしました」と高らかに宣言していたりする。 意味合いとしては「自分が一番応援している人」という事になるのだろうが、はっきりとした定義はなく人によって結構幅のある解釈が行われているように思える。
 
 
ところで私はかれこれ15年ほどジャニーズファンをやっているが、担当というものを持ったことが無い。
 
いくつか要因が考えられるが、最も大きなところでは私のジャニーズ文化がKinKiから始まったことが大きいのかもしれない。 そう、これがもともとのお題である「ジャニヲタになったきっかけ」であり、当初はKinKiファンになったきっかけを書こうと思っていたのだが…ま、いいか。
 
ご存知の通り、KinKiは2人組である。しかもとても珍しいことにJr.時代からずーーーっと2人なのである。ここで1人を担当としてしまうということは、もう1人を担当としないという選択をすることになる。そのためか、KinKiファンの中で担当という言葉は余り聞かない。どちらかというと担当=オンリー、もしくは寄りと言い換えられている事のほうが多い。そもそもが「担当文化」があまり浸透していない文化圏がKinKiなのだろう。
そして私といえば、元々が超をいくつ付けても足りないくらいのミーハーな人間なのだ。思えば小学生の時*1から、金田一少年を見れば剛さんが好きになり、銀狼を見れば光ちゃんが好きになり、剛さんが髪を染めれば光ちゃんになびき、光ちゃんがパーマをかければ剛さんになびいた。*2
さらにはっきりとKinKiが好きだと自覚したのは『曲』がきっかけであった。つまりKinKiの『歌声』が好きなのだ。そのせいか、光ちゃんのソロコンに行っては剛さんの声が恋しくなり、剛さんのソロコンに行っては光ちゃんの声が恋しくなる。視覚的な意味でも東京ドームのKinKiコンに行って、どちらを見るというより近くに来たほうを見るということになる。もっと言えば、なにより2人一緒にいるところが好きなので、こっちのそばに来なくていいから2人揃って視界に入る場所にずっといて欲しいくらいだ。
こんな状態で光ちゃんと剛さんどっちか1人に絞れなんて無理を言ってくれるな。
 
 
そしてKinKiで始まった私のジャニーズ文化はSMAPを好きになって大きく育つ。
SMAPに関して言えば、好きになるきっかけはSMAPというグループそのもの、というより『SMAPが仕掛ける仕事そのもの』、大きな意味でSMAPというプロジェクトが好きなのだ。
SMAPがアイドルの概念を変えたのはもう周知の事実だが、だいたいのアイドルはファンが望むものを最上級の形で見せてくれるけど、SMAPは【ファンも世間も誰も想像していなかったもの、予想すら出来なかったもの】を新しく作り出して見せてくる。私はその「仕事」そのものにいつだってワクワクして魅せられている。*3
そんなとても面白いSMAPプロジェクトを織り成す各個人もまた最高に素敵な最上級の人たちばかりだ。そしてここでも私の超ミーハーはとどまることを知らない。だって中居さんに無い魅力が拓哉さんにはあるし、拓哉さんに無い魅力が吾郎さんにはあるし、吾郎さんには無い魅力がつよぽんにはあるし、つよぽんには無い魅力が慎吾ちゃんにはあるし、慎吾ちゃんには無い魅力が中居さんにはある。
もう何度だって言うけれど、こんな状態で誰か1人に絞れなんて無理を言ってくれるな。
 
 
さらに6年ほど前にV6も好きになって、いよいよ私のジャニーズ文化も成熟を迎えた感があった。
というのも、KinKiやSMAPに比べるとV6は割りと王道のジャニーズ文化を持っているように思えたからだ。だがやはり私が好きになったきっかけはV6の『パフォーマンス力』とメンバーの関係性によるものだった。ここでも結局『パフォーマンス』が好きということは6人まとめて動いているのが好きということになる。そして関係性が好きということは常に対象は複数人ということにもなる。
もちろん、各個人のパフォーマンス力やパーソナリティも最高だ。皆それぞれ違ってそれぞれ最高だからこそやっぱり誰か1人に絞れなんて無理を言ってくれるな。
 
 
こうやって考えると、私がジャニヲタ及びそのグループのファンになるにはアイドル個人への興味よりも、各々の関係性や『グループ』という枠組み、根幹をなすパフォーマンスの持ち味といった外的要因への興味のほうが大きいと今気付いた。
というか、そもそもが熱心に好きなグループが3組もある時点でもう担当決めるなんて無理だろう。グループすら絞り込めないのに、さらにメンバー1人に絞り込めなんて1週間断食するより不可能だ。
とはいえ、1度は担当を木村拓哉に定めようとしたことがある。あっさり無理だと自覚したが。だって世界で一番カッコいいのは木村拓哉だけど、世界で一番(エンタメという仕事において)信頼しているのは中居正広だし、そんな世界で一番○○な人が少なくともあと11人はいる。やっぱり無理だろう。
 
 
アイドルはどの人だって唯一無二で他には換えられなくて、かつ新しい魅力を日々更新し続けている。
私は誰か1人を追いかけて、他の誰かのとっても素敵な何か決定的な瞬間を見逃してしまうくらいなら、みーんなまとめてゆるっと追って生きたいのだ。
担当を決めている人は凄い。本当にそう思う。いったいどんな不屈の決断力を持っているのだろう…。私にはどう頑張っても無理だ。
 
 
というわけで、私は今日も担当を持てないまま
毎週月曜22時からはSMAPに沸き、日曜14時からはKinKiに沸き、2/17からはV6のコン映像を見て騒ぎまくり、
中居さんの仕事人間っぷりを垣間見ては心酔し拓哉さんのCMを見てはあまりのかっこよさに悶え吾郎さんのエッセイを読んでは麗しい生活に嘆息しつよぽんの笑顔に癒され慎吾ちゃんとばったり街中で会う妄想をし、光ちゃん可愛い剛さん可愛いKinKiちゃんまとめて可愛いと騒ぎ、まーくんの美声に酔いしれ博の慈愛と少しのブラックさにくすぐられイノッチの理想の夫っぷりにやられ剛つんのカリスマっぷりに打ち抜かれ健ちゃんの100%アイドルに振り回され岡田の底知れなさにはまっていく。
 
そんな充実したジャニヲタ道を邁進していく所存です。

*1:クラス中の女子が光一派と剛派で分かれていた頃

*2:ようは自分の好みの髪型じゃなければ反対に行ってた

*3:このプロジェクトの中枢にいたのは間違いなくみっちーで、だからこそ今とても悲しいし不安だし、同じくらいこれからのSMAPが楽しみでもある

SixTONESに歌ってほしいおじさまグループソロ曲選

久しぶりに楽しい記事が書きたい!!というわけで、前から書きたかったこのネタを。

 

以前、Jr.に歌ってほしいおじさまグループ楽曲選を書きました。

need10ve.hatenablog.com

その時にソロ曲も…と書いた通り、考えてみました。…が!なにせJr.は人数が無限と言っていいほど多い。そして各個人の歌声やパフォーマンスを見れる機会は少ない。そんな状態でたくさんの人の特徴つかめるはずがない。なので、ここは思い切ってSixTONES限定で考えてみた。

 

ちなみに、私が推してる3グループにはかならず剛がいるけど、表記は以下のようにする。

SMAPつよぽん KinKi=剛さん V6=剛つん、剛様

 

前置きはこのくらいにして、それではどうぞ!!

 

 

ジェシー:Style(木村拓哉ソロ曲)*1

Style SMAP - 歌詞タイム

剛さんの曲は今更私が選ばなくても歌ってきたし歌っていくだろうからwあえて外してみた。もうこれをジェシーくんに歌わせたくてこの記事書いているようなもの。

この曲は拓哉さんが兄貴と慕う久保田利伸さんの提供曲でR&Bのリズムが心地よい楽曲。木村ファンの中では1,2位を争うくらいの人気曲だと思う。歌詞も木村拓哉の性格そのものって感じなんだけど、ジェシーくんと拓哉さんはその人間の性質みたいなものが結構似てるんじゃないかと思ってる。陰と陽なら絶対陽で攻めと守りなら絶対攻めだし、負けず嫌いなところ、努力家で真面目なところや個人よりチームを重要視するところとか、何より常に自分をしっかり持とうとするところなんかはこの曲のメッセージにもピッタリ。

これはコンでのパフォーマンス*2も物凄くかっこよくて素敵で何百回見てもその度に木村拓哉に惚れ直す。この振り付けもジェシーくんに似合いそう。ただ途中の演出はいかんせんバックダンサーありきで作られたパフォなんで、Jr.現場でやる場合は上手いこと考えて魅せてほしい…。本家も札幌ではしんつよをバックにしたんで、メンバーバックも楽しいかもしれない。

 

松村北斗:ーso young blues-(堂本光一ソロ曲)*3

-so young blues- KinKi Kids - 歌詞タイム

これはもう単純に、白スーツ&ハットであのサビを歌い踊る北斗くんが見たい!!!

北斗くんって肩幅がしっかりあるのでスーツがちゃんと着れる(着せられてる感や中で体が浮いてる感がない)。あと個人的に北斗くんのダンスがとても好きなのです。そしてやっぱり彼の最大の特徴でもある色気を活かしたい!!

2006Verも好きなんだけど、北斗くんの年齢的には2001Verの方が良いかな。(当時の光ちゃんは確か22歳くらいなんでほぼ同じ年代)楽曲もジャジーテイスト溢れる曲で凄くカッコいいし、ガツガツ踊りながら本家のPVばりに最後はシャツの前を全開にして踊ってほしい。可能であれば綺麗な女性ダンサーたくさん従えてほしいし、北斗くんに『誰よりも君を 憎んでそして愛してる』とか歌ってほしすぎる。なんか北斗くんって性悪な女に引っかかって、利用されてるって分かっててもズルズル嵌まっていきそうな役、似合いそう。*4もうちょっと年齢が上がったら、「Deep in your heart」もやってほしい。

 

京本大我:Thousand Nights(稲垣吾郎ソロ曲)*5

Thousand Nights SMAP - 歌詞タイム

一番歌ってほしいのはMorzart!の「僕こそ音楽」ですが、そもそもジャニーズ曲じゃないんで…。光ちゃんの「I」も考えたけど、光ちゃんはもう北斗くんが歌ってくれるのでw(Iはバックコーラスに剛さんが入るというKinKiファンにはたまらない曲なんですけどね…あんまり歌ってくれなくて…)

ここはエンジェルボイス吾郎の出番です!ジェシーくんと拓哉さんの性質が似てると書きましたが、吾郎さんと大我くんが共通して持つ涼やかでノーブルな雰囲気も、他の人が持とうとして持てるものではないのでそれを活かしてみたいとも思ったし。その中でもバラードではなく、あえてこの曲。だってアラビアンナイトな雰囲気の大我くん見たい…!!!

『ヘッバーーーン!』*6の高音も大我くんなら綺麗に歌いこなしてくれそうだし、スタンドマイクで歌うもよし、バックつけて踊ってくれるも良し!ただしMIJの吾郎さんの衣装が黒スーツ&ロングコートに赤いストールだったんですが、大我くんにはもっとゴテゴテした衣装着て欲しい。光ちゃんがJコンの「宝石をちりばめて」辺りで来てたやつみたいに、腰にキラキラした布つけてほしい。

 

■田中樹:No Way Out(香取慎吾ソロ曲)*7

No Way Out SMAP - 歌詞タイム

選択コンセプトは「お兄さん以外の曲」w なので元祖ラップ担当の慎吾ちゃん曲です。 この曲はラブサイケデリコさんの提供で、Aメロはラップ調ですがBメロ・サビはまた違った楽曲展開を見せるので、ついでにラップ以外の樹君の声が聞きたい欲も満たせるかな。でもリズム感が良くないと歌いこなせない、隠れ難曲でもあります。

あとこの曲、缶ビールを開ける音から始まるんでw なんかこう、イベサーで夏にBBQやってワイワイ騒ぎながらビール飲んでる超モテる男子大学生・田中樹が想像でき過ぎちゃったんで、そんなイメージにもピッタリかなと。なので衣装もTシャツにダメージジーンズにスニーカーとか、シャツは腰に巻いてたりとか、そういうラフな感じでも似合うと思う!

次点で同じく慎吾ちゃんの「Here It Your Hit」があるんですけど、さすがにモダスマ被りはどうだろうと思って…。こっちの曲はあのwill.i.amが楽曲提供という恐るべきカッコよさなので、こちらももうちょっと大人になったらやってみて欲しい。

 

森本慎太郎: You are my everything (森田剛ソロ曲)*8

You are my everything/Go Morita 歌詞【Go Morita(Coming Century)】 | 歌詞検索UtaTen(うたてん)

これまた私の中で剛つんと慎太郎くんのイメージみたいなのが被るところがあって。V6のダンスパフォーマンスにおける絶対的エースは剛様なわけですが、SixTONESでは慎太郎くんだなと思ってる。二人とも静止画で見たときにはあまり心惹かれない*9のに、いざ動いているのを見ると目線が惹きつけられて追いかけるの止められない。動いてこそ本領発揮というか、踊っているときの無敵感が大好き。

で、最近の慎太郎くんがとても色気が出てきたのできっと良い恋愛したんだろうな。ちょっと大人っぽいけどこういう楽曲にもチャレンジして欲しい。背伸びしているように見えてもそれはそれでイイ!10代の慎太郎くんに『何があっても君だけは手に入れてみせるよ』って歌ってほしくないはずない。これまた女性ダンサーとやったコン演出*10が凄く好きなんだけど、一人で踊っても十分素敵だと思う。衣装は、ダンスが映えるようなシンプル目な恰好で。

 

高地優吾: My life(長野博ソロ曲)*11

http://j-lyric.net/artist/a04c02d/l00b5f9.html

高地くん、興味を持ってから数ヶ月というド新規の私でも分かるくらいに凄い勢いで成長してるよね。なんとなく雑誌などを見ている感じだと、自分自身への考え方自体が大きく変わってそれに行動が伴ってきたのかな。そんな今の高地くんには自分を信じれば世界が変わると歌うこの曲がピッタリだと思う。

また、長野くんと高地くんもちょっと持ち味似ているよね。メンバーを後ろから見守っているタイプというか受け止めるタイプ。そういうタイプがたまにこういうガツッとカッコいい曲をやるギャップがまた良いというか。これもまたコン演出*12だとメンバーをバックにつけて踊るんだけどそれがまたカッコよくて‼‼今の高地くんなら曲負けせずにガシガシ踊るパフォーマンスが出来ると思うんだよね!

 

というわけで、SMAPから3曲、V6から2曲、KinKiから1曲選んでみた。

誰かにつよぽんソロの「ソウデス!」を歌わせたかったんだけど、あれはあの幼児性が無いとしっくりこない…というか今自覚したけど、私モダスマ好き過ぎだな!

 この記事でJr.担のみなさんが少しでもおじさまグループに興味を、逆にSMAP,V6,KinKiのファンが少しでもJr.の認識をしてもらえたら本望です。

ぶっちゃけ全部ネットの海に落ちてるんで…見て…どれもこれも最高にカッコいいから…

*1:2008/super.modern.artistic.performance

*2:smap 2008 super.modern.artistic.performance tour

*3:2001/Eアルバム

*4:個人的意見です

*5:2003/016MIJ

*6:サビ部分

*7:2010/We are SMAP!

*8:2009/Hello-Goodbye初回B

*9:個人的意見です

*10:We are Coming Century Boys LIVE Tour 2009

*11:2007/Voyager初回B

*12:V6 LIVE TOUR 2007 Voyager -僕と僕らのあしたへ-

「今日は2016年1月18日です」とあなたが言ったから

どうしてその一言が必要だったんだろうと考えてみる。(タイムリープ説以外で)

そして「おじいちゃんおばあちゃん、あっちに進んじゃ駄目よ。崖から落ちちゃうわよ。」と皆が思う方向へなぜあの事務所はあえて全速力で突っ込んでいくのか。ということをちょっと真面目に考察してみる。

ちなみに今日はちゃんと素面です。

 

これは一般論として、往々にして過去の成功体験から抜け出せない人・企業というのはある。そして歳を取れば取るほど、昔のやり方・ずっとやってきた自分のやり方に固執してしまう。もちろん、お年を召してもとても柔軟な考え方をされる方もいるが本当に本当にまれだ。

 

1.アイドルという概念とその影響範囲の認識差

さささんの記事でもある通り、そして周知の通りSMAPはアイドルの歴史を変えた。

西暦2014年、スマ暦24年 - over and over

それはバラエティや役者業への進出だったり、色々なことがあるけれど、概念的なところで言えば「アイドルをファンだけのものではなくした」のではないだろうか。

私は光ゲンジの全盛期の頃はまだ幼稚園だったりしたので余りはっきりとしたことは言えないけれど、どうもSMAP以前のアイドルは熱狂的な一部のファン(それも10代~20代前半の女性のみ)だけが応援し、支えていたような印象がある。けれど、今回の騒動でわかったようにSMAPはもうファンだけのものではない。そして事務所だけのものでもないのだ。世界ニュースになり、一国の首相が気に掛ける存在なのだ。
たぶん、この辺りがSMAPファン・ジャニーズファンも含む世間一般と事務所内部(特に中枢部)の大きな認識の差であり、皆がだめだと思っている方向に突っ走ってしまう原因でもあるんじゃないだろうか。

 

昔のジャニーズはファン自身がファンクラブの運営をしていた*1くらい、ファンと事務所の距離が近かった。何かトラブルがあっても、世間一般へは薄い説明と、それからいくら数が多いといえどもある程度限定的な『ファン』だけ抑えてられるような対応をすればよかったのかもしれない。
今回の騒動でこれまでCDも買ってない、ファンクラブにも入ってない、コンサートに行ったこともファンレターを出したことも無いような人たちが声を上げていること自体、もしかしたら事務所にとっては理解が出来ないのかも知れない。

 

2.現代社会、とくに労働環境の変化に追いついていない

昔は一般社会でも育ててもらった会社を退職し、同業他社へ転職するなど許される世論ではなかったのではないだろうか。その時代は「お金をかけて育てた事務所から独立したら、圧力かけられても当然」という理論が通じたのかもしれない。現に、今回のことでも年配の方で「会社を辞めるのだからそのくらいは仕方ない」といった意見を言う人も見かけた。

だが、現在は 「終身雇用」なんてものはツチノコレベルの幻となっている。 30代以下のいわゆる若年層と言われる世代の転職率は約47%。 30代前半に限れば6割が転職経験をしている。*2 むしろ転職することを前提に自分のキャリアプランを作ることが当然なのだ。

さらに、ここ数年で加速度的に「労働者側の権利」の意識も変わった。ブラック企業という言葉が当たり前に使われるようになり、『仕事なんだから』を理由に【雇用者】が【労働者】に無理を強いることは許されなくなった。

企業が従業員を育て守り、その代わり従業員が企業に利益をもたらす。それは企業と労働者の義務だ。だが、企業が解雇できる代わりに労働者は自分の希望にそって自由に働く環境を選べ、不当な解雇に対しては戦うことが出来る。それは企業と労働者の権利としてやはり当たり前に認められている。

一部の業界だけかもしれないが、一度退職した会社に再就職するのだって今は珍しくない。*3ましてやSMAPは完全に退職したわけではなく【退職しようか相談した】レベルだ。私自身の転職体験を軽く書いたこともあるが、*4辞めようか迷っていることを上司や人事と相談することなんて当然の権利。相談の結果、会社に残ることを決めることは何も悪いことではないし、それこそ世間では日常茶飯事に行われていること。
【辞めるのを止める】ことを許さない なんてことは許されない。それが2016年現在の世界なのだ。

 

そういった、世間の在り方そのものが変わっていることを事務所の中枢部は理解していないのではないか。*5

だから当然のように「育てたのに辞めようとしたからペナルティが必要」とか「一度でも辞めたいと思ったから謝罪するべき」とかそういう事を悪びれることなく発表してしまう。

 

3.ネットへの鎖国政策の反動

ファンのみならず、日本中が知っている事実ですがジャニーズ事務所はネットに対して『鎖国政策』と言われるほど厳しめの対応を行ってきました。その理由は鎖国することで既存コンテンツ(CDとか雑誌とか)の売上を守ろうとしたとか色々あると思いますが、私は単によくわからないからというのも絶対含まれていただろうと思っています。 *6

ここから先はちょっと書くべきか迷ったんで…。飛ばしても大丈夫なはずです。

 

実は前職で一度だけジャニーズ事務所と仕事をしたことがあります。いわゆる音楽配信関係の仕事でした。もう数年前ですがその時に会ったジャニーズ側の社員さんは皆さん「おじいちゃん」と呼ばれる感じでした。おじさんですらない。アプリという概念が通じず、スマホは電源が入れられず、メールに添付した音楽ファイルは開けない。そういう方たちが対ネット配信分野の事務を取り仕切っているんです。メリーさん一人が時代錯誤なのではなく、事務所の体質・企業風土そのものが大昔で止まってしまっているんだと思う。

 

現在は一度メディアを通じて発した言葉は、それがどんな意図のものであれ、あっという間に拡散し、そしてネットの海に出された情報は消えない。これはもう社会人であれば常識だとは思います。

けれど、鎖国を続けたジャニーズにとっては常識では無かったのかもしれません。 きっとメリーさんにとって「飯島を呼んで」も「嫌ならSMAPをつれて出て行け」もその時つい言ってしまっただけの事で、本心ではなかったのかもしれない。まさかTwitterでファンに大喜利ネタにされ、さらに1年以上たっても当たり前にその記事を皆(ファン以外も含め)がネットで全文読んでいるなんてことも想定していなかったのだろう。 今回の新潮だってそう。 『つい』『その場のノリ』でどれだけの人(芸能人・一般人含め)が炎上して謝罪に追い込まれ企業価値を揺るがしてきたか、理解していないのだ。

(余談として、私の母方の祖母がメリーさんと同じ歳だが、「Twitter炎上」と言ったところで当然通じない。)

 

 

 

昨日の記事は酔っ払いがただただ感情に任せて苛立ちをぶつけただけのものでしたが、そこで書いた「今までの自分達の常識が世間には受け入れられないって気付いて」という思い。

結局、今回の騒動の帰結はそこになるんじゃないだろうか。

 

今は70年代でも80年代でもない。その頃の社会通念も手法も通じない。

今はもう『2016年』なんだよ。どうかその事をメリーさんはじめ、事務所中枢部に理解してほしい。

*1:94年のKinKiの密着映像でファミクラでファンレターの返事書いてる映像があるが、そこでファンが手伝っているのが言及されてたはず

*2:http://www.garbagenews.net/archives/1571850.html

*3:少なくとも私が働く業界はよくある話

*4:100年分の情熱ほど - All need is LOVE!

*5:逆に世の中のトレンドに敏感な末端は良く分かっている…はず 

*6:メリーさんはどうか知らないが、一般的な90歳前後の人はネットとは?状態だと思う

好きだけど嫌い

注)この文章はしこたま飲んで酔っ払った状態で書いています

 

私はSMAPファン。V6ファン。KinKiファン。TOKIOも嵐も滝ツバもKAT-TUNもNEWSも関ジャニもジャンプもキスマイもエビもセクゾもジャニーズWESTもJr.もみーんな大好き。ヒロムおじいちゃんが作り出す世界もジャニーズ独特の文化だって好き。
だからこそ言いたい。
 
 
事務所のバーカ!!!!!!
 
 
あんな、誰も得しないマイナスしかないことやらせる意味は何!?
自分で自分の首絞めるようなことしてるってどうして気付かないの!?*1
昨日、日本が知ったのはSMAP存続っていう嬉しい事実じゃない。
ジャニーズ事務所がとんでもなく恐ろしい場所だって真実だよ。
 
そんな、自分達の黒い部分、一番見せちゃいけない部分を日本国中に見せちゃったんだよ。本当に本当にここでちゃんとしないと、ちゃんと変わらないと、これは終わりの始まりになる。
 
頑張って頑張ってデビューして。そこからまた25年間も頑張って頑張ってその挙句にあんな仕打ちしかされないなら。そんなところに大事な息子を託そうと思えない。*2
これ、将来の話じゃなくて、現役Jr.の親御さんでこういう考えの人が出てきたっておかしくない。というかもし私が親なら今すぐ辞めろっていうよ。まだ10代~20代の未来あるうちに、あんなところ辞めなさいって言う。絶対。
KAT-TUNファンだった妹に昨日言われたよ「じゅんの、辞めるって決めて正解かも」って。そうだねって思った。思ってしまった。後輩グループにとっても、今回のことは絶望を感じたんじゃないだろうか。自分達が頑張って進んでいった先に待つのがあんなのなんて。それとも、実はファンに見えないだけでアレが日常茶飯事だったんだろうか。どっちにしてもファンにとっては辛さしかない。
自分達が大好きなアイドルたちが事務所におびえながら活動するのも、パワハラに諦めを持って仕事するのもいやだ。
 
それに。
これで多くの人がジャニーズを嫌いになってしまっただろう。元々嫌いだった人はますます嫌いに、そうでもなかった人だって嫌悪感を持った。その上、事務所がマスコミに対して大きな力を持っていることもはっきり誇示してしまった。これから先、 タレントが頑張って実力で取ってきた仕事もファンと力合わせて成し遂げた実績も全部『事務所の力』で纏められかねないよ。
実際に今日、会社で言っている人がいたよ「ドラマや舞台の主演も、CDで1位取ってるのもどうせ事務所の圧力でやってるんでしょ」って。頑張ってる今期のドラマも映画も坂本くんや京本くんのミュージカルもごうくんの舞台も加藤くんの小説も、KinKiのギネス記録もあれもこれも全部全部、本人とファンの頑張りじゃなくてただの『事務所の圧力の結果』と思われてしまうかもしれない。
どれだけファンが、実際に見てくれた聞いてくれた人が「違うよ本人の実力だよ」って言ったって、あんな衝撃映像の前じゃ効果は薄いよ。「だってSMAPですらあんなふうにしちゃう事務所でしょ、他に圧力かけるなんて簡単じゃん」って。悔しい。 すっごく悔しい。
 
なんであんな死んだような顔の中居を、目の輝きを失った木村を、能面のような吾郎を、まっすぐにカメラを見ない剛を*3、言いたいことをこらえる慎吾を見なくちゃいけないの。
私が世界一男前だと思っている木村拓哉という人は、少年漫画を地で行くような人で、どんな状況だって諦めなくて、それこそ27時間ぶっとうしで動いたって生命力と覇気が全身から出る、いつだってキラキラした目をしている人なんだよ。なんであんな打ちひしがれた姿を疲れきった顔をきらめきを無くした目を芝居以外で見なくちゃいけないの。
なんで辛そうにコメント搾り出す翔くんを、太一くんを見なくちゃいけないの。太一くんなんて、中居さんが唯一事務所内でプライベートでお酒飲む友達なんだよ!?*4
滝沢歌舞伎に健ちゃん出るって聞いて、記者会見でSMAPについてコメントくれたって聞いても全然喜べなかった。楽しめなかった。健ちゃんとタッキーも裏で余計なこと言うなって言われたかな、もしかしてあの5人みたいな顔してたかもしれないなって思っちゃった。なんだかんだ20年近くジャニーズファンやっているのに、こんなの初めてだよ。自分のアイデンティティが崩壊しそう。
 
SMAPは震災の後、『エンターテインメントの力を信じてる』って言ってくれたんだよ。自分たちは歌が下手でダンスもそろわなくて芝居だってプロの俳優さんには叶わない。でも、自分が何かすることで目の前の人が年齢も性別も超えて小さい子供みたいにわぁって喜んでくれるのが嬉しい、それで明日も頑張ろうって生きるの楽しいって思ってくれたらいいって言ってたの。*5
SMAPが信じた、そしてジャニーさんが追い求めてるエンターテインメントって何なの?少なくとも、あんな醜悪な、誰も幸せになれないようなものではないはずでしょう?
 
もう一度言うけれど、私ジャニーズ好きなんだよ。大好きなんだよ。お願いだからこれ以上失望させないで。私に「嫌い」の3文字を思わせないで。言いたくない。ジャニーズ最高!ってこれからも言わせて。頼むから、今までの自分達の常識が世間には受け入れられないって気付いて。守ろうとしてやっていることが、終わりに繋がっているってわかって。貴方達は昨日、ファンだけじゃなくて国民の期待を裏切って、ショービジネスで絶対にやってはいけないことをやった。どうか変わろうと思って、変わっていく姿を見せてよ。日本が誇る、誇れるエンターテイメントでいてよ。
 
これを最後にするから、万感の思いをこめてもう一度言います。
 
大好きだけど事務所のバーカ!!!!!!
 

*1:もし気付いた上でやっているならもっと大バカ

*2:未婚だし息子もいないけどさ

*3:自分の事件の時だってまっすぐにカメラを見ていた

*4:あとイノッチ

*5:避難所でSMAPと握手して嬉しそうに笑っていた子供たちもこの騒動を見ているのかと思うとやりきれない