ジャニオタ兼ミューオタが初めて歌舞伎を見に行った話
團菊祭五月大歌舞伎 | 歌舞伎座 | 歌舞伎美人(かぶきびと)
歌舞伎は本当に初めてて全く分からないため、オーディオガイドを借りました。単純にセリフの補足だけじゃなくて、見どころとか芝居の背景の説明とかもしてくれるのでとても助かる。
全体の感想としては、予想より音響や照明もしっかりついていて見やすかった!そしてマイクを使わずにセリフを言うので、人それぞれの 声の通りの良し悪しがわかりやすい 。誤魔化しがきかないという感じ。
あのメイクのおかげで2階席からでもはっきりと表情が見える。こういう部分がもしかしたら宝塚のメイクとかにも影響したのかも?
あと、床を打ち鳴らす音の迫力が凄い!生身の人間が飛んだり、足をダンっとおいて見えを切る時の迫力はおおおっ!っとなりました。
他、なんだろなー。黒子みてJr.みたいと思ったりwあ、そうそう。今回は浪曲が元なので浪曲師の方が舞台脇で歌ってらっしゃるんですが、その方のお名前が杵屋なんとかさんで『なんか聞き覚えのある名前…は!村治くん!!』と勝手になってました。村治くん、もしジャニーズ辞めてもあんなに凄い仕事継げるかもしれないのか…すげえ…。
あと、スマスマでのイメージしか無かったんですけどw海老蔵さん、華がすごい!寺子屋という演目で息子を身代わりに差し出す父親役やってたけど凄い良かった…めっちゃグッときた…。ただのちょっとファンキーなカニ蔵の元&たっくんのお友達とか思っててごめんなさい…。
この寺子屋の演目はお芝居仕立てで面白かった!身代わりになった子供の母親役を菊之助さん、寺子屋役を松緑さんがやってたけどなんかこう、三者三様の芝居が良かった…。あと、松緑さんのお嫁さん役を梅枝さんという若手の方がやってたんだけど、美人で綺麗な女形でした!
歌舞伎って色々進化も勿論してるんだろうけど、でもやっぱり古典だからこっちが想像力で補う部分が多くて、それが逆に楽しいというか。あと、ちょっとした手の動き、肩の形、顔の角度、そういうので悲しみや緊張や驚きや喜びを表現できるの、役者さんって凄い。
この団菊祭で菊之助さんの息子さんがお披露目と聞いてたんですが、どうやらそれは夜の部の1幕のみらしく。どうせなので当日立ち見券(幕見席)をその場で購入。1幕につき1000円で見たい分だけ買える。一緒に行った母親に時間の制約があったので1幕のみ買いました。スニーカーで来てフラッと見ていけるのはいいなぁ。帝劇でも立ち見とかやらないかなぁ。
※立ち見用の入り口
楽しみにしてた夜の部はお披露目らしく華やかな踊りでした。お祭り!って感じ。ここで若手がバク宙して背中から床に落ちるみたいな技をやってたんですが、素直にジャニオタの血が騒ぎましたwてかあれ、どうやってるんだろう…V6おじちゃんたちにはそろそろ無理してほしくないんで、SnowManあたり習ってみたらどうだろう…。