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アイドルを斜めから観察してます。

何度聞いてもこの星のHIKARIが良すぎる件

もう表題の通りです。何度聞いてもその度に「いい曲だな」と実感する。

そもそも「この星のHIKARI(以下この星)」はジャニーズJr.内のグループであるSixTONESが歌っている曲、デビュー前にも関わらず彼らのために作られたいわゆるオリジナル曲というものである。

この星の初出は2015年9月に日生劇場で上演された少年たちという舞台で、その中ではあくまでも劇中歌扱いだったが、後に少年倶楽部でSixTONESがオリジナル曲として正式に披露するに至る。

私が初めてこの曲を聴いたのは、その日生劇場で。その時の感想は以下の記事に残してある。

 

need10ve.hatenablog.com

 

楽曲部分だけの感想を引用するとこうなる。

 

ただ、このチームが歌ってた劇中歌がものっすごい好みで!なんでもオリジナルソングらしく。前評判でKinKiっぽいと聞いていたんですが、確かにコレはKinKiっぽい・・しかもアルバム曲系で建さんのベースが超かっこいいやつ。Destinationとかの感じ。好き!大好き!!
こういう曲調って、それこそたまにKinKiとSMAPがやってるくらいで、あまり全面に押し出してやってるグループがいないので凄く良いところ狙ってきたなぁと。少クラとかでやってたオラオラ系の曲よりも、こういうスタイリッシュな感じのほうが武器になるんじゃないかな。だからDestination とかナチュサンとかナイリバとか歌ってみよう?絶対似合うから。

 

で、しつこく言うけど本当に本当に曲が良すぎる!!!!大好きだ!!!!

なぜこんなにこの曲が好きなのか、一度冷静になって考えてみた。

 

①好きなグループの好きな楽曲と系統が似ている

まあ、要は好みのタイプだってだけの話なんだけどw

カテゴリー見てもらえれば分かるように、私はSMAP/V6/KinKiの3グループが好き。で、特にKinKiのアルバム曲(ひらひら、Destination、Night+Flight)や90年代後半SMAP楽曲(たぶんオーライ~MIJくらいまで)が好きな人、作曲家でいうなら林田健二さんや堂島公平さん、コモリタミノルさん辺りが好きな人は、絶対にこの星も好きだと確信する。でも、グループの持つ特性がSMAPともKinKiとも被らないので、また初めて聴くような新鮮さを与えてくれる。

 

②楽曲がグループに会っている。

歌詞は正式な歌詞カードなどがないので、個人のファンサイトより引用した。

 

Wow Wow Wow Wo・・・
Yeah Yeah Yeah
Wow Wow Wow Wo・・・
Yeah Yeah Yeah


うつむく その横顔も ふと見とれてしまうから 目をそらす
君の手を取り このままどこか遠くまで 譲れない 情熱が今も
もう僕のそばにいたらいいと 素直に言えたなら
そんな一言 伝えられない 僕は空を見上げている


この星に溢れてる 光り集めて 君を照らしてゆく Forever
瞳の奥に まだ僕はいない 歯がゆさも 抱きしめながら
誰かが君の前に 現れてしまうまでに 今届けよう
その全て 僕の手で 守り続けて 行くからね


二人でいると時間はこんなに
すごいスピードで駆けていく どうしてだろう Yeah
時が止まればと 初めて感じた 君が教えてくれた


この星に溢れてる 光り集めて 君を照らしてゆく Forever
瞳の奥に まだ僕はいない 歯がゆさも 抱きしめながら
誰かが君の前に 現れてしまうまでに 今届けよう
その全て 僕の手で 守り続けて 行くまで


Wow Wow Wow Wo・・・
Yeah Yeah Yeah
Wow Wow Wow Wo・・
Yeah Yeah Yeah

 

どうですかこのハッピーすぎず切なすぎない、ちょうどよい胸キュン具合!!素直な気持ちもまだ言えていないけれど、誰かが現れる前に今届けようとしている、まさに告白直前な感じ!!でも「まだ僕はいない」とか言っているということは、これから自分が彼女の中で特別になることをすでに想定しているわけですよ。

この感じが、10代後半~20代前半の彼らの年齢と、グループが出来て勢いに乗っている所と、そしてスタイリッシュな見た目&モテオーラにピッタリ。

そして曲としては①と繋がるけれど、きっと同じくらいの年齢だったSMAP*1がこの星を歌うなら主人公は女に振られて帰り道に夜空見上げながら愚痴をこぼすし、KinKi*2なら彼女が他の男といるのを目撃して告白すらできずに失恋する。

メインボーカルのジェシー君と京本君の歌声はSMAPほど強くなく、KinKiほど重くなく、代わりにキラキラとした明るさと突き抜ける爽やかさがあって、それもこの曲に凄くあっている。

 

③イントロが良すぎる

イントロの5秒だけでテンションが上がる曲というのがある。

SMAPならダイナマイトのあのベース音とか、Let it Beのあのピアノとか、This is loveのギターリフとか、華麗なる逆襲のあの「ナーナナナナーナナー」とか。V6ならMFTPのあの打ち込み音とか、Supernovaの「It's ganna be with you」とか。KinKiなら硝子の少年のあのピアノからのドラムとか、ジェットコースター・ロマンスの笛とか*3スワンソングのストリングスとか、Secret Codeのホーンとか。

この星も最初のイントロ5秒でキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!となる力がある。

この5秒っていうのが結構重要だと思っていて、たとえばTVでのザッピング中とかで一つのチャンネルに止まっている時間は3~5秒程度というデータもある。CMなんかでもほとんどのCMが15秒サイズで作られていることを思うと、ナレーションやロゴ表示に被らない時間なんて10秒にも満たない。つまりメディアマーケティングでは、この5秒で「お!?」と思わせることが必要になってくるけれど、この星にはその力がある。

 

④曲の展開が上手い

もしかしたら原曲はもっと長い曲なのかもしれないけれど、今のところこのサイズでしか披露されていないので、これを基に考える。イントロをハモリで聴かせた後、スピーティーにA・Bのメロが展開されて、そのまま流れるようにサビに行く。その後、間奏などを挟まずにCメロに進むのが良い。それまでのコードとは違った進行で注目を集めたまま、サビの繰り返しへ行くが、ここがほぼアカペラパートなのがまた上手いなぁと思う。そうして飽きさせないままに最後のまた全員で歌うサビを挟んで、イントロと同じくハモリで〆る。短い時間の中で沢山の展開が起こるように編曲も凄く良く考えられていて、何度聞いても飽きない工夫がされている。

 

うだうだ書きましたが、結局は①で書いた通り、私の好みの楽曲過ぎるというところに話しは尽きるんですがwきっとこの星は歌いこめば歌いこむほど、パフォーマンスすればするほど、魅力を増していくようなそんな曲だと思う。

いつか、生バンドの演奏でこの星が披露される時が来るのを、楽しみに待っています。

*1:1994~1995あたり

*2:雨メロあたり

*3:ジェロマキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!